知花インテリア〜安里初子さん・安行さん親子にうかがいました!
2017.06.01 Thursday 18:06
 電波堂劇場を生まれ変わらせて下さったお二人。

 電波堂劇場を盛り上げて行こう!と思える
パワーを下さったお二人。

 今日は、電波堂劇場のリメイク応援団の
お二人のインタビューをお届けいたします!


 安里初子(あさと・はつこ)さん /知花インテリア 創業者

 安里安行(あさと・やすゆき)さん /知花インテリア 二代目社長
 ※ 書家名「安里凡児(あさと・ぼんじ)」さんとしても活動をされています

 幕明けに……
電波堂劇場にお届け頂いたカーテンを
ご紹介いたします!
 
 安里安行さんが取り付けて下さった日の記念写真です。
 

 エントランスのカーテンは、
まるでサーカステントのような可愛さ!
 この後、ボックスの部分に付けて下さっていた
金具にレザーのチャームを付けて仕上げて
【コラボ・カーテン】になりました。

 続いては、トイレのカーテンです!
 
 こちらは、女子トイレ。
 マカロンのようなふんわりカラーです。
 
 
 続いて、男子トイレ。
 光が透けると、よりキリリ&スッキリ。
 

 どちらも、
「パッチワーク」で仕上げて下さいました。

 首里高校染織デザイン科・クラフト部の
卒業生が寄贈して下さった紅型タペストリーを
幕のように仕立てて下さいました!
 
 ※ 電波堂劇場でのミニライブ終了後に、安里初子さんと♪


 では、お待ちかね……
インタビューお届けいたします(^^)/


 1973年、安里初子さんが30代の頃に
ご主人と一緒に始められた
知花インテリア」。

 現在はカーテンが中心ですが、当初は
カーテン・壁・敷物などインテリア全般を
扱っていたそうです。

 
 
 ※ これより、安里初子さん:「初子」、
   安里安行さん:「安行」(敬称略)
   とさせて頂きます。


 紀々
 もともと、洋裁を学んでいらしたのですか?

 初子
 好きではありましたが、
学校で学んだことはありません。
 軍で背広の縫製をしていたので、
見よう見まねで覚えました。

 当時は、沖縄には材料がなかったのですが、
アメリカにはシーツやテーブルクロスなど
丈夫な材料がありました。
 なので、電線の中に入っている糸で
手まりをつくってあげたりもしました。
 せっけんのお返しをもらったりして。

 紀々
 お店を始めた頃は、
どんな感じだったのでしょうか?

 初子
 まだインテリア店がなかったので、
繁盛しましたよ。
 その前は、雨戸だったのでカーテンは
ありませんでしたから。
 雨戸がなくなって、みんなが
カーテンをつけるようになりました。
 はじめは、珍しがられましたよ。

 紀々
 ご主人が亡くなられてからは、
息子さんとご一緒にお仕事されているのですね。

 初子
 はい、息子が二代目です。
 小学一年生の時から
カーテン屋の手伝いをしていました。
 父親よりも手先は器用で、上手です。
 その分、きびしいですよ。
 1僂任發舛うと返されちゃいますから(笑)。

 
 ※ 相棒のミシンと一緒に。

 安行
 でも、父にはかなわないなぁと
思うことがあります。
 父が本当はどんな人だったのかは、
父が他界してからわかったのですが……。

 「お世話になったから、
知花インテリアにお願いするよ」と
言って頂くことも多く、
父がどれだけ人の応援をしてきたか
ということを知りました。

 ボランティアなどで外に出ていることも
多かったので、家族としては、正直
ちょっと複雑な気持ちもありましたから。

 でも、そんな父の人柄もあって
ご依頼はすべて口コミで頂いています。
 営業はしたことがありません。
 とてもありがたいです。

 紀々
 跡を継ぐにあたってのお気持ちは、
どうでしたか?

 安行
 父が楽しそうにしていた背中を見ていたので、
この仕事をやろうと思いました。
 多趣味だったところは、今の僕も
受け継いでいるかも知れません。
 (安行さんは、書家としての一面もお持ちです)

 紀々
 やっていてよかったと思うのは、どんな時ですか?

 初子
 お客さんから、いっぱい学ばせてもらえる時です。
 デザインもお客さんのリクエストから生まれます。
 無理難題も含めて、ありがたいと思っています。

 
 ※ インタビュー風景(安行さんが撮って下さいました)

 紀々
 学校などの舞台の緞帳も作られたとうかがいました。
 私は、色んな舞台に立ってきて緞帳や幕には
親しみがありましたが、それがカーテン屋さんの
お仕事だったとは知りませんでした!

 初子
 そうかもしれませんね。
 舞台の上に取り付けるために高いところにのぼって
作業をしていたら、途中で入学式が始まっちゃって
仕方がないからずっとそこで終わるのを待っていた、
という笑い話もありましたよ。

 紀々
 舞台に立っている方も、
もし気づいたらビックリですね!
 そんな「残業」もあったとは(笑)。

 お店が長く続くための秘訣というのは、
ありますか?

 初子
 「信用」が一番ですね。
 あと「お互い様」の気持ちも。

 腹をさぐらずに、ちゃんと向き合うこと。
 そして感謝を忘れないこと。
 つまり「まじめにする」ということですね。
 お金のことも、そうです。

 安行
 お金についても、母の教えがあるんです。
 「3つのお金」。
 生活のお金・商売用のお金・予備のお金、
この3つを大事にすることを教えられました。

 
 ※ 歴史を感じるアイロン……ステキな存在感でした。

 紀々
 最後に、お互いを「どんな人か」
表現して頂けますか?

 安行
 母は、心が広い人。
 あとは、ガマン強くて弱音をはかない人。
 そして……働き者です。
 仕事が好きで、昼寝もできない人ですよ(笑)。

 初子
 やさしさのある、親思いの息子です。
 あと、まじめ。
 仕事もキレイにやるので、
お客さんからの評判もいいんです。
 「父ちゃんより良いね〜」って(笑)。

 安行
 でも「人柄は、父にはかないません」。

 
 ※ とってもあたたかなお二人でした!

 紀々
 不思議なご縁で、電波堂劇場の
カーテンと階段をこんなにステキに
つくって下さって、本当にありがとうございます。
 一人でも多くの方に、この階段をのぼって
カーテンを見てもらえるようにがんばります!

 

 ・info
 知花インテリアは「ひと窓専門」の
カーテン屋さんです、とおっしゃっていました。
 心苦しいと思わずに、気軽に相談してほしい
との想いからだそうです。
 カーテンへの愛情とお客さんへの愛情が
いっぱい伝わってくる時間でした。
 
 そして、話題の虹色の階段です!!
 
 
 「リメイク物語」は、電波堂劇場のブログで
お届けしていますので、是非ご覧下さい。
 ☆ 電波堂劇場ブログ
| 紀 々 | インタビュー | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
西平士朗さん(スタジオパフォ主宰)へのインタビュー!
2017.04.28 Friday 08:54
 「私は、ミュージカル屋です!」

 そんな職業をもつ人に、初めてお会いしました。

 西平士朗さん(スタジオパフォ主宰)!!

 

 電波堂劇場にとって大事なキーパーソンのお一人です。
 
 昨年の11月から、
週3回の稽古の場としてご活用下さっているのに、
そういえばまだ「西平さんご自身のこと」は
ほとんどうかがったことがありませんでした。

 
 「稽古場を探しています!」と、
まさに飛び込むように訪ねて来て下さったあの日。

 ちょうど私は、電波堂劇場(当時はstudio紀々)の
クーラーも限界を迎え、何より、私自身が
ココを守っていくには自分の力に限界を感じていました。

 
 「どうしてこのタイミングで?
もう少し早く出会えていたら……」


 正直、かなり困惑したことを覚えています。

 スタジオパフォのみなさんにご活用頂くことになってから、
間もなく届いたのが、メンバーのお一人
屋比久知奈さんがディズニー映画の声優に大抜擢!
というあのビッグニュース。
 電波堂劇場も大きな追い風を頂きました。

 では、西平さんにお話うかがってまいります。


 紀々
 こうして、西平さんご自身のことをちゃんと
うかがうのは、そういえば初めてですね。
 よろしくお願いします。

 西平
 そうですね、あの時はもう切羽詰ってましたから(笑)。


 紀々
 なぜ「ミュージカル」なのですか?

 西平
 琉球大学に入学した時は、サックスを吹いていました。
 それまでは特にミュージカルに関心を持っていた
というわけではなくて。
 「ウエストサイド物語」というミュージカルに
オーケストラの一員として参加したのがきっかけです。


 紀々
 ミュージカルでやっていこう!と思ったのは?

 西平
 高良結香さん(ブロードウェイ女優)との出会いに
大きな影響を受けました。

 個人でも歌のレッスンを受けたり、バックダンサーを
務めたり……そんな中で、雲の上の人だと思っていた方が
「同じ人間なんだ!」と思えるようになって。


 紀々
 それまでは、何になりたいと思っていたのですか?

 西平
 中学の頃から「音楽の教員」を目指していました。
 教えることに興味があったので。
 公務員から今の職業は、まったく逆に近いようで
親には心配もされますが(笑)。


 紀々
 でも、いま幸せかと聞かれると?

 西平
 はい、幸せです!(即答)

 


 紀々
 西平さんにとって、ミュージカルの魅力とは?

 西平
 実は、日常の中では「元気にはじけている」というより
ほとんど「聞き役」です。
 「生活感がない」とか「何を考えているかよくわからない」
と言われることも多くて。
 その分、歌やダンスでバランスが取れているのかな、
と思います。
 メンバーの中でも、そういうタイプの人はけっこういる
ような気がします。

 


 紀々
 もし、もう一人の自分から見てみたら…
「西平士朗さんってどんな人?」

 西平
 うーん……
 (かなり長い沈黙)

 楽天的。

 はい、楽天的だと思います。
 「大丈夫じゃないかな、きっと」という気持ちが
いつもあります。


 紀々
 目標としている人は?

 西平
 やっぱり、高良結香さん。
 そして、琉大ミュージカルの服部洋一先生です。


 紀々
 目指しているのは?

 西平
 ミュージカルスターではなく「ミュージカル屋」
 作る・出る・教える……卸し・製造・販売まで、
そんなイメージの「ミュージカルの何でも屋」です。

 
 ※ 出演者のPR用の写真撮影まで! 


 紀々
 ご自身が「主役になりたい!」というのとは、
ちょっとちがうのですね?

 西平
 そうですね。
 自分が売れる・売れないではなく、
沖縄にミュージカルを根づかせたいと思っています。
 自分が舞台に出るのは「ご褒美」です。
 ふだん頑張っている分、たまには出てもいいよね!
というご褒美(笑)。
 その時だけは、自分のことに専念していい時間。
 
 客席には、生徒さんの保護者の方々もいるので
「先生」として見られるプレッシャーもありますが、
やりがいもあります。

 
 ※ ある日のリハーサル風景 〜出演者としての一幕。


 紀々
 そういう点では「教員になる」という夢と
つながっている気がしますね。

 西平
 そうかもしれません。

 
 ※ そういえば、いつも「うしろ姿」が多いことに気が付きました。


 紀々
 「沖縄」というのがポイントですか?

 西平
 はい。
 だから、ニューヨークから沖縄に帰って来ました。
 東京だと、他にもいるから。
 自分にしかできないことをやりたいと思いました。
 「沖縄」で、というのは大事にしています。


 紀々
 西平さんの「なりたい自分」を実現するために
大切なことは何だと思いますか?

 西平
 「時間を費やすこと」だと思います。
 美術館でアート鑑賞して感性を磨く、という
わかりやすいことよりも、もっと身近で日常の……
例えば高速道路の「ETCと一般のレーンが
分かれるところでの車の流れ」とか、
人の動きみたいなものなど、そういう細かなことを
観察しています。


 紀々
 いま、西平さんが欲しい「〜〜力」は?

 西平
 「求心力」!
 ミュージカルは一人では出来ませんから。
 あと、お客さんも釘付けにできるような…
そんな引きつける力です。


 紀々
 スタジオパフォの魅力とは?

 西平
 生活が楽しくなる、ところでしょうか。
 あと、居心地のよさ。
 よく「居心地がいい」と言われます。
 ビシバシ!という感じではないので。

  
 ※ ある日の稽古前に。


 紀々
 西平さんにとって、電波堂劇場とは?

 西平
 「ホーム」。
 だから、ゲストと言われると……寂しい(笑)。


 紀々
 では、最後に。
 「電波堂劇場の魅力」とは?

 西平
 想像力をかきたてられる「アートな空間」。
 柱と、天井の高さも魅力です。
 
 例えば公園でも、ブランコや鉄棒といった
特定のわかりやすい遊具がある環境より、
木があって、あちこちに石があって…という方が
想像力がかきたてられます。
 無機質でもやりづらいので。
 何となく色々ある空間は、魅力的です。

 
 ※ この日は、ちょうど別イベントで展示されていた紅型
  (金城沙代子さん/紅ぼたん 作)が飾られていました。

 紀々
 どうもありがとうございます。 
 とてもうれしく勇気が出ます。
 これからも、よろしくお願いします。

 みなさんに楽しく羽ばたいてもらえる
空間となれるよう、私もがんばります。

 スタジオパフォ 公式サイト

 ぜひ「居心地のよさ」を味わいに
いらして下さい!


 ・ ♪ ・ ☆ ・ ♪ ・

 電波堂劇場応援団のみなさんに、特大の感謝を込めて。

 お蔭さまで、5月はいよいよ…クーラーが新しくなる予定です!
 引き続き、応援カンパも募集中です(^^)/


 ☆ ぜひ一度、聴いて頂きたい一曲があります。 

 ☆ 一力サンタのラジオdeエールも、どうぞ!

 ・ 近々のお知らせと個人サポートについては、こちらです ・


 「紀々の店」は、気軽に立ち寄れるマチヤグヮー(商店)を目指したお店です。ストラップ(500円〜)やキーホルダーなど手頃な「小さなもの」シリーズも色々、イニシャルを入れられるものもあるので「ちょっとした御礼やプレゼント」選びにも気軽にお越し下さい。

 ☆ 知名御多出横(ちなオーディオ)、聴きにきませんか?

 ※ レザーカービングについて知りたい方へ贈る、電子本(無料)!

   

  

 ※ 「紀々の店」は、この『かがみ屋へ、ようこそ。』から生まれました。
 


 ウチナーンチュ(沖縄人)ならではの情報、ウチナーグチ(沖縄言葉)や、紀々が考える哲楽(沖縄らしい気持ちが楽になる思考)などなどお届けします。
 

 
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